2010/05/31

day52





ドイツ52日目。プラハ3日目。

昨日は雨で買物や観光を中断してしまったので、今日はその続き。

街に出てみると、さっそく市場が出ている通りを発見。
なんかプラハって毎日お祭りしているみたいに賑やかだ。

その市場では、まさに陶器や木で作った小物などが溢れていて、
お店で売っているのとは違ったものがあるから面白い。

そして、その中で革を扱っているお店を発見。
実は、ドイツにいる間に革の鞄を買うということを決めていた。
なかなかしっくりくるのが無かったんだけど、
見つけちゃった。

価格は1万円くらい。
牛と豚の革で作られたシンプル鞄。

手持ちのチェコのお金が足りなかったので換金しに行った所、少しアクシデントに出会う。

レートが低かったので、店頭で悩んでいると、後ろからサングラスかけたおじさんに声かけられた。

「いくら欲しいの?」

「50ユーロ分」

「1500コルツでどう?」

その場の換金所で交換すれば1250コルツしかもらえない。微妙に高額だった。
この微妙が怖くて、

「じゃあ100ユーロは?」

「3000コルツ」

怪しかったんだけど、ここでOKを出した。
詐欺だったらどんな詐欺か試したかったから。

で、出してきたお札は2000コルツ一枚と1000コルツ(?)。

そう、この2000コルツだけ見えるようにして渡してきたのが怖かった。
そもそも、こっちにきて換金すると、あまり2000コルツは出してもらえないみたい。
で、見たことないお金だから換金所で確認したいって言って換金所に入ろうとすると、
しつこく前に立ちはだかった。

強引に入って2000コルツを確認すると
全然違う!

素直にそこで交換して、おじさん無視して出てきたよ。危なかった。

で、そのお金で無事に鞄も買って満足。

その後、昨日雨の中に行った、すごく綺麗なガラス細工に出会ったお店にもう一度行った。
話を聞いてみると、チェコ人のカップルが2人で開いている店で、
そこでいろんなセンスの良い物を集めて売っているみたい。人柄も良くて気分が良い。
こういう暮らしも良いなぁーって感じながらまた追加でガラス細工を購入。

帰って撮影会したw

明日はまた1人いなくなっちゃう。そして、プラハも最後。

特に買物が充実した日。

2010/05/30

day51





ドイツ51日目。プラハ2日目。

朝はぐっすり眠って、お昼前から観光開始。
月曜日だけど祝日ということで、街は未だにお祭り騒ぎ。観光客が多い。
たまにドイツ語とかが聞こえてくると少し安心するw
プラハの街は、建物の高さが高く、密集しているので、迷路のようでなかなか道が覚えられないのが楽しい。
お店もたくさんあるのだが、チェコの伝統工芸なのか、ガラス細工や陶芸品、可愛いイラストの雑貨等がたくさん売っているところがすごく良い。
すごく好き。

ドイツのハンブルクは銀座のようだと言ったが、プラハは日本とは違ったお店で溢れているのが新鮮で心地良かった。

店員の対応が若干荒いのが恐い。「お客様は神様です」というような言葉など通用しないところがドイツにはあるなと思っていたけど、チェコはさらに通用しないなと思った。

モルダウの川にかかる古くて大きな橋では、また感じの良い音楽を奏でる人や、似顔絵描き、小物売りの人達で賑わう。
そこを渡ればプラハ全体が見渡せる城がある。
城で気持ちよく景色を眺めていると急に雷雨!!!
ヨーロッパの天気はホントに変わりやすい。

近くのレストランに駆け込み、ちょっと遅いお昼。
肉食べてビール飲んで、おなかいっぱいになっても1人1300円くらい。
普通のレストランでこれは安いよ!

それでも雨は止まず、青春ごっこだ!ってことで雨に濡れながらお店を転々として帰る。
その途中でたまたま見つけたガラス細工がすごく綺麗で、思わず買ってしまった。

満足だったけど、雨は止まず。そろそろ青春ごっこも限界だということで、早めにホテルに戻ってビールとおつまみ買って乾杯!明日はまた1人旅立ってしまうので寂しいねー。

充実充実。

2010/05/28

day50

ドイツ50日目

お祭りでにぎわったエアランゲンを後にして、
今日からプラハへと移動。
プラハまではニュルンベルクという街からバスで向かう。
そこで、出発時間までニュルンベルクを観光して行く事にした。
エアランゲンで出会った友人のKey君に案内してもらい、またまた一緒に行動。





ニュルンベルクは、古い建物等を多く残した静かな都会。
街の一番高い所にある城を見て
ニュルンベルクはWurst(ソーセージ)が有名ということで
Key君オススメのレストランに食べに行った。
少し細身のWurst(と言っても日本では普通くらい)はカリッとしていて美味しかった。
街のいい感じにゆっくりしているとバスの時間が迫っていて、慌ててちゃんと挨拶できないままニュルンベルクを出てしまった。Thanks Key chan!






そしてプラハへ。
着くなり中央駅の大きさに驚き、
タクシーの運転手にはバカみたいな高値で誘われて、もちろん断り、
バスから見える景色は想像を超える大都会だった。

そこでホテルに荷物を置いた後、
エアランゲンで出会ったけど先に出発していたパリ留学生の二人組と合流。
晩飯を食べようとウロウロしていると、大きな広場に人の嵐。
なんとアイスホッケーの試合をスクリーンで見るために集まっていた人だった。
特別なセットが組まれて、屋台が出ていて、舞台ではライブが行われていて、
お祭り騒ぎ。
すごく楽しそうだったので、うちらも混じって屋台で食べ物とビールで乾杯。
にぎやかで楽しかった。
東京にもこういう大きな広場があれば良いのに。

そして、パリ留学生の二人は今日の夜行バスでプラハを出てしまうのでお見送り。
二人とも、留学最後の1ヶ月間を使ってヨーロッパ中を旅行しているんだって。
いいなぁ。
次のウィーンでも会えるかもしれないので、その時を信じてお別れね!
Good Luck!

2010/05/25

day49





ドイツ49日目

エアランゲン2日目。昨日が遅かったので、朝はゆっくり寝て、昼前からレーゲンスブルクへ出発。
まさな昨日始めて会ったメンバー10人が集まって出かけるとは。
レーゲンスブルクまではエアランゲンから2時間。
おとぎ話に出て くるような街とドナウ川が特徴らしい。
着くなりドナウ川を船でビール飲みながらクルージング。行き先はヴァル ハラ神殿。
世界史の教科書で見たような名前の神殿に成り行きで着いてしまったw

すっかり意気投合したこのメンバーは文句もなく、流れるようにフラフラ観光。
美味しいソーセージまで食べて、仲良く集合写真まで撮っちゃって。なんなんだこの団体はw

スピード観光を終えてエアランゲンに帰ると、
今度はエアランゲンの日本学学生が集まるパーティーへ。

学生寮みたいなところで行われていたのだが、
ビールはサーバーから出てくるし、
ソーセージやステーキにザワークラフトというドイツの定番料理は食べれるし、
チャンピオンズリーグの試合もテレビで観れるし、
こっちのドイツ人は日本語上手いしで、とにかく面白かった。

地域によって、日本人もドイツ人も性格やノリが違う事に驚いた。
これは、いろんな所にもっと行ってみないで
ドイツをわかった気になるのは良くないなと思った。
そういう人にはなりたくない。

前日決まったプランは満足な一日でした。ありがとう!みんなちょーおもしろい!

2010/05/24

day48




ドイツ日目(1)

昼まで学校で授業の後、支度をしてエアランゲンへ出発。
もう慣れたもので、当日電車のタイムラインを見て、1番楽な乗り継ぎで1番安い切符を選んでハイデルベルクを出た。
約4時間半。

やはり金曜日は大きな荷物を持った人がたくさん鉄道に乗り込んでくる。
みんな考える事は同じ。

22時半ごろにエアランゲンに到着して、友人と合流。すでにビールを飲んでいて、陽気にご飯持って迎えに来た。
というのも、実は今、エアランゲンではビールフェスタが行われている。
最初にエアランゲンを選んだ理由はそれで、そこで二日ほど滞在してそれを満喫してから出発しようという計画だった。
ビールフェスタは想像以上の人で、ライブをやっていたり、移動遊園地が来ていたり、出店で食べ物やビールを買えて、ビールのジョッキを返すと半額くらいお金が返る。

日本の祭りでもこんなに人が集まらないんじゃない?ってくらい本当に大量の人の波を抜けて、旅の仲間と合流すると、ヨーロッパで勉強をしているたくさんの日本人の学生がテーブルを囲んで騒いでいたからびっくり。
話を聞くと、みんな外語大学や宇都宮大、北海道大から来ている人までいてさらにびっくり。しかもエアランゲンだけでなく、ケルンにウィーンにパリにトルコから来ている人までいて、ほとんどみんな今日が初対面。

こんなに留学して頑張っている日本人に会えたことが嬉しくて、ビールを飲んで騒いだ。
到着が遅かったので、ビールフェスタはすぐに終わってしまったんだけど、そこで出会った日本人の学生宅でさらに騒ぐことに。
ビール買ってご飯作って、寝る人は寝ちゃって。なんか学生生活エンジョイ!って感じ。
結局ホステルに戻ったのは朝の4時くらい。
楽しかったなー。

明日は、急遽予定変更で、今日出会った仲間とレーゲンスブルクに行くことになった。
今日出会ったばかりなのにね。みんなすごいわ。

day47

ドイツ47日目

最近、どうも疲れた顔をしているみたい。
たぶん、こっちの生活に慣れてきて、動きが鈍くなってきたから。
もちろん、電車やバスに乗ったり、食事をするのはスムーズになってきた。
ところが、毎日同じ生活をしてくると、変わったお店を発見したり、新しい物を見つけたりすることが少なくなる。どうもそれがいけないみたい。

そんな中、今日はお昼にみんなで食事したり、
勉強会したり、
タンデムしたり、
酒飲んだり(久々?)、なんか楽しい一日だった。

生活の慣れたリズムを変えてくれるのって、
意外と人の何気ない一言だったりする。って感じた日。
そして、明日からは友人とエアランゲン⇒プラハ⇒ウィーンへの一週間の旅。
ちょうど一ヶ月くらい前に声をかけられたことがきっかけ。一期一会。

day46


ドイツ46日目

ペットボトル。
こっちではFlascheとも言います。この言葉には瓶も含まれます。
ドイツでは良く環境都市という言葉を日本語で聞く。
もちろん、環境都市と呼ばれるような街もある。
日本では「環境」とか「エコ」という言葉が流行っているが。
ドイツに住んでいると、なんで日本はあんなにゴミ箱が少ないんだろうって思う。

ゴミ箱は街の至る所にあり、メインストリートなんかは1分歩けば1個は見つけられるほどだ。
これが昨日書いた「食べ歩き」にも少し繋がる話で、食べ終わったパンの紙袋やコーヒーの紙コップはゴミとなるが、それを捨てようと思わなくても歩いてるうちにゴミ箱を通り過ぎる。通り過ぎても、またすぐ先に次のゴミ箱がある。
これが意外と大事で、「めんどうくさい」という感情が生まれないの。

そして、「めんどうくさい」けど「やりたい」ってなるのがデポジット。
ドイツのスーパーにはデポジットの機械が置いてある事が多い。
空になったFlashe(ペットボトルや瓶)を入れると、一本25セントくらいもらえる。
だから、買い物に行くお母さんや街の若者がペットボトルは捨てないで、いくつか集めて持って行くという光景をよく見かける。
この前もネッカー川で遊んでいたら、飲み終わったビール瓶を回収して行く人がいた。それでお金を集める人がいるくらい普通の事。

実は高校生の頃、学校には同じように缶のデポジット機械が入っていて、よくゴミ箱とかから缶集めてジュース買ってた。
だって公園とかに置かれたままの缶拾って持って行くだけで10円だもの。お金を使って遊びたくなる高校生には受けてたと思うな。

とにかく、こういうところからアプローチするのはありだと思った。
「環境に優しい」とか「エコ」とか言ってるけどどこも、どれも一緒じゃん。
「あ、これ得じゃね?」から始めて、無意識に「エコ」の方が素敵だと思う。

2010/05/19

day45

ドイツ45日目

ケバブ。
ドイツに来てからよく食べる。
ドイツに住んでいるトルコ人がけっこういて、みんな陽気。(うちのクラスにもいるトルコ人は、これまた陽気で毎回先生に怒られている)
ケバブ屋さんはどこの街に行っても必ず見かけるほどで、パン屋やアイス屋ほどではないけど一つのドイツの特徴かもしれない。

ちなみにブレーメンでもKatjaのオススメのケバブ屋さんに連れて行ってもらって、かなり美味しかったけど、このハイデルベルクのケバブもなかなか美味しい。

なんか食べ物情報みたいな日記になっちゃった。そういえばtwitterで「食べ独」というものを始めた友達がいる。おもしろい。http://twitter.com/donqman

こちらに来てから、食べ歩くというのがなんとなく普通になった。
日本で食べながら歩くってことは、するんだけど少し抵抗がある。道歩きながらおにぎり食うのってなんか変な感じがする。たまにやるけど。

景色の問題なのか、意識の問題なのか。デザインの問題なのか。
そろそろデザインとちゃんと向き合いたくなってきました。

2010/05/18

day44

ドイツ44日目

なんだかんだ5日ぶりの学校。
久しぶりで、なんだかペースが狂った。でも着実にドイツ語に慣れてる気がする。

で、結局銀行のカードが旅途中のトラブルのために、
引き出せなくなってしまったので現金を自重中。
またマクドナルド(クレジットカードが使えるw)にお世話になってしまう。
こんなにマックにお世話になるのは高校生の時のバスケ部以来だな。

そこで、ふと気になって撮った一枚。
どこのマクドナルドも一緒かはわからないけど、カウンターに置いてある募金箱の中がいっぱいになっていたのに驚いた。
毎日確認している訳でもないので毎日こうだとは限らないけど、
チップが当たり前の国だとこういう精神も違うのだろうか?
日本のマクドナルドにもこういった募金箱があって、1円玉が入ってある事はよく見るし、もしかしたら同じようにたくさん入っている事もあるかもしれない。
でも、違う国に来て新しい目でこういう光景を見てみると、なんだか不思議に感じるもんだ。

ちなみに、マクドナルドのトイレにはチップを入れるお皿が置いてある。その隣に掃除のおばちゃんが座っていて、お金入れてくれってオーラがすごいんだ。なんか緊張するんだよなぁ。

day43


ドイツ43日目

Bremen&Hamburgの旅の疲れがどっと出て、一日家で休暇。
あんまりたいした事もせずに、昼まで寝て、宿題していると
普段はよく外出するから心配に思ったのか
ホームステイ先のお母さんから映画好きか?と聞かれた。
うん、と答えると大量のDVDが入った段ボールが出てきて好きなものを選んでいいよと言ってくれた。
もちろん全てドイツ語。
良い暇つぶしにもなるし、勉強にもなるし、すごく助かった。

でも、DVDをMacbookに入れてみると警告。
どうやら世界でいくつかに区域がわかれているらしく、自分のMacbookをアジア設定からヨーロッパ設定に変えなければいけなかった。
ちなみに、変更できるのはあと3回までらしい。
コピー防止の設定なのか、詳しい事はわからないけど海外でDVD買う時は気をつけた方が良いかも。

そんなわけで、ドイツ語で話すブラッドピッドを見ながら日曜終了。
珍しく、なんにもしていない日ー。

2010/05/17

day42






ドイツ42日目

ハンブルク2日目。
友人の抱えていたトラブルも解決し、気持ちよく回れそうな日となった。
ポイントごとに振り返る。

●まずは、ハンブルクではショッピングが楽しめると聞いていたので、もっとも集中した地区ゲンゼマルクトを中心に行動する事にした。
その中心街では、たくさんのお店が入ったアーケードがいくつもあり、お店の種類も様々。でも、主にブランドものが多くて、銀座みたいだった。
●また、ハンブルクでは最大のショッピングモール「Europa passage」にも行ってみた。確かに相当大きいんだけど、お台場みたいだった。
●そこから少し港の方へ行った所にあるSiecherstadt(倉庫街)と呼ばれる場所も薦められたのだが、行ってみると赤いレンガの建物が立ち並ぶ。横浜みたいだった。
●港をさらに行くと、今度はフィッシュマルクトというところに着く。ここは日曜日の朝5時半から昼までがすごくにぎわう場所。この日は土曜日だったのでそれは拝めず。でも、築地みたいだって思った。
●その後、さらにウロウロしていると、ビートルズの曲が聞こえてきた。そういえば、ビートルズってハンブルクでデビューしたんだなって考えながら路上ライブ聞いてた。で、気がついたらザンクトパウリにいた!
ザンクトパウリは「世界で最も罪深い1万マイル」と呼ばれる歓楽街だそうな。昼間だったのでまだそんなに危なくはなかったけど、怪しい店がたくさんあったなぁ。ここは新宿のような、六本木のような場所。
●最後は、ハンブルクの中心に広がる大きな湖。ここは琵琶湖みたいだなって思った。

まあ、箇条書きみたいにした理由は、色んなお楽しみポイントは盛りだくさんなんだけど、総じて日本とあまり変わらない気がした。
正直、ブレーメンの方が楽しかったよ。

これで、何となくはっきりしてきたんだけど、やっぱり観光よりも生活を見れる方が楽しい。旅を楽しむなら、そこでの生活に触れることが一番だなと。
だから、ハンブルクが悪いとか日本が悪いとか、そういうことを言いたいのではない。
少なくとも、自分はこっちの生活を肌で感じたいと思っている。それが今回の留学の目的。最後に原点回帰したな。

帰りのバスはヘトヘトだったけど、トラブル盛りだくさんの楽しい旅でした。
Thanks Keiji!

day41





ドイツ41日目

ブレーメン2日目。今日は平日なので、店が開いている!
買い物しに行こうってなったんだけど、すごい細い路地みたいな通りを案内してもらった。こういうところは知らないと絶対来れない。
地元の人の案内は大切だわ。

美味しいチョコレートをその場で作っているお店、小さい陶器がたくさん売っているお店、海が近いので船乗り関連の変わった小物が売っているお店など、雰囲気がすごくいい。だから買いすぎた。
一番良い買い物は時計!(写真は明日アップする)
ドイツ製の時計を買えてすごく満足♪

あ、昨日の銀行のカードも一週間後に配送されるみたい。
ほんとうにありがとう!!!
Thanks Katja!!!

名残惜しくも慌ただしくブレーメンを後にした。
で、時間が全くなかったので切符も買えず電車に飛び乗ったところ、電車に券売機が入ってなかった!このままでは無賃乗車で捕まってしまうので、慌てて次の駅で降車。
トラブルが絶えません。

あわてて降りた駅はローテンブルク。
有名なローテンブルクとは同名だけど違うみたい。
すごく田舎で、電車も一時間後だし、なかなか行く機会もないだろうってことでフラッと観光。
良い感じだね〜。でも住みたくはない。←これがドイツはいっぱいある

そんなこんなで予定よりもだいぶ遅れてハンブルク着。
今度は売って割ってすごく都会!
時間もないので早くホテルに荷物を置いて観光へ!
焦る気持ちを押さえつつ、ホテルのロビーで予約紙を見せると、アッとした顔。
ん?

「本当にごめんなさい、実はあなたの部屋はパイプが破裂して使えません」

は?

「すぐに、替えのホテルを探すからそこまでタクシーで行ってください、お金は全部出します」

なんと、ホテル変更!?
せっかく駅から近いホテルを選んだのになぁ。
すぐにタクシーが来て、渡された紙を見せて再スタート。

どんどん街から離れて行く。

けっこう乗るな。

緑が多いな〜。

あれ?これ空港向かってない?

運転手「さあ、どの飛行機乗るの?」

Nein!Nein!!Nein!!! 飛行機なんか乗らないよ!?
ホテルに泊まりにいくんだよ!!!!
運転手「なんだって?どこのホテルだい?」

そこに連れて行ってくれるためにあなたは呼ばれたんでしょう!!!

さすがにめっちゃ混乱した。
でも実は、ハンブルク空港の目の前のホテルだったのだ。紙には住所しか書いてなくて、この運転手はてっきり飛行機に乗るもんだと勘違いしていたらしい。

まだ疑わしいままホテルのロビーへ行ってみると丁寧な対応でOKサイン。
やー、一安心。どうなる事かと思った。
結局、空港前のホテルなので綺麗だしサービス良いしってことで、結果オーライ。

でも空港は街から離れているので今日の観光は中止。綺麗なホテルでゆっくり休みます。それにしても、なんてトラブルの多い旅だろう。

day40





ドイツ40日目

無事、ブレーメン到着。
到着したのは朝7時くらいで、まだ店も開いていなくてやることもなかったので、銀行のATMで現金を確認することにした。
ドイツの銀行は通帳が無いので、機械を通さなければ確認できない。実に不便。
で、カードがなかなか入らなくて、画面に出てきた注意文のわからない単語を辞書で調べていると…

差し込んだままにしていたカードが

スルッと

機械に飲み込まれた

え?何回押しても反応なし。
画面には「カードを入れてください」との表示。

今あなた飲み込んだじゃないか!!!!!

祝日なので係の人もいないし、電話も繋がらない。
さっそくトラブル。
不安なまま、とりあえずは泊めてもらう友人宅へ。
彼女は、一緒に来ている友人と日本でタンデムしていた人。
だから日本語すごく上手いんだ!

朝ご飯いただきながら銀行のカードについて聞いてみると、明日電話してくれるって。ホント助かります。
しかも、今日も明日もいろいろ案内してくれるみたいで♪

今日の祝日は男の人のための日で、男は自転車乗りながらビールを飲むんだって。この日ばかりは飲酒運転にならないんだとか。変だけど楽しいよね。
町中は浮かれた男の人たちでにぎわっていた!これ日本にも作ろうよ。

で、案内してもらったのは科学博物館。
色や現象などの科学に関する知識を、遊んで体験しながら観て行く所。
これと似たようなのは実は東京にもあるんだけど、言葉がわからないからか、プレゼンが上手いからか、知っている知識ではあるのに面白かった。
それで、すごくインスピレーション受けて、アイデアがたくさん浮かんできた。
もしかしたら、一年かけてやりたい事が決まったかもしれない。

夜は美味しいビールが飲めるレストランで食事。
男の日だから、DJがいてクラブみたいにみんな踊っていて、テレビではドイツ代表のサッカーの試合をやっていて、すごいハイテンションな夜だったよ!
でも疲れていたのと、新たなトラブルで深夜に行こうとしていたクラブは断念。

ブレーメン、予想以上にエンジョイできてる。
明日は昼過ぎまでブレーメン、その後ハンブルクへ!

2010/05/15

day39




ドイツ39日目

そう!本日の夜からブレーメン&ハンブルクの旅へ出発!
授業後、友人と例の学食でランチをしながら作戦会議。
何時にハイデルベルク駅で待ち合わせね。それからフランクフルトにむかって…等、簡単に予定を決めて一旦解散。

準備をしていると、友人からskypeで緊急チャットが…
「予約したバスなんだけど、今日の朝もう出発しちゃってることになってる」

え!!!!!!????

どういうこと!?

調べた所、12日の夜出発して13日の朝着のバスに予約したのに、予約書の日付は12日の朝(深夜0時)出発して12日の朝着になっていたのだ!
気がつかないよ。。。
すぐに電話したけど、やっぱり出発していて手遅れ。当日予約もできず、お金も戻ってこないという最悪の事態に。

どうやって行けば良いんだろ…
予定通り、ハイデルベルクで待ち合わせて、DB(ドイツ鉄道)の係に聞いてみたりインターネットで調べてみたものの、いい方法は見つからず。

とりあえず、友人とフランクフルトまで行ってみる事にした。
友人のガストファミリー曰く、フランクフルトに行けばなにかしら方法があるらしい。
そんな不確かな情報を持ったまま乗り込んだフランクフルトは22:00にも関わらず、店も開いていて、人も多い都会だった。駅にはホテルが空いているかを検索できるボードまであったりして、最悪、ここで泊まる事になっても大丈夫だな。
と言いながら、一か八か券売機でブレーメン行きを検索してみる。
(DBは、この券売機を使って時間や場所、乗り換え駅、乗る電車の種類を決める事ができる。というか、路線図がないのでこれを使うか人に聞くのが普通)

23時フランクフルト発→6時ブレーメン着の直通電車発見!!!
さすがフランクフルト。
予約していたバスの倍の値段はするものの、一本で行けるのはスゴく助かります。
寝台列車ではないが、乗った電車ICは、6人席と机がある部屋が並ぶ列車だった。
もちろん、直前にチケットを買った俺らは席は予約していないので、予約のない席を探さなければいけない。
しかし、DBの係が見つけられなかったブレーメン行きまで見つける事ができた俺達は無敵。
ずけずけ入って行き、難なく部屋を確保できた。

というわけで、最初からつまづいた旅も、なんとか出発できてブレーメンへ。
安心して眠れてよかった。おしり痛かったけど。

ブレーメンではドイツ人の友人の家にお世話になる予定。楽しみ。

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