2011/01/31

The Graduation works Exhibition 2011





東京藝術大学の卒業制作展見に行ってまいりました。
本当は今年は自分も参加しているはずだったけど、一年遅れるということで今年は観客。
さすがに今年は知っている人が多いので見ていて楽しかった。

けっこう写真を撮ったつもりだったのだけど、買いたてのカメラで上手く撮れてないのがほとんど。ショック。。。とりあえず、4点掲載。※写真は許可を頂いて撮影しております。

全体の感想として、だけど、
今年は同期のメンバーということもあって気がついたこと。
技術や知識が足りない事ももちろんだが、興味や好き嫌いもふくめて、
自分が絶対真似できないな、もしくは挑戦する気すら起きないと思える作品達に出会えるのが良いです。自分がつまらなくても、これを面白いと思って真剣に取り組んでいる人がいるってことが、自分をより理解する上ではいい環境なのだと思ったわけです。
全部好きだったり、納得できてしまうものや人だったらつまらない大学でしょう。
そんなつまらない「大人」な世界にまだまだ染まらん作品達をぜひ見に行ってみてください。

展示は2/3の17:00まで。

2011/01/29

Percussion ensemble


続いて、もう一つ同時に進行している演奏会の告知ツールデザイン。
打楽器科です。相当難しいテーマのプログラムとコンセプトでしたが、それだけ演奏会にかける思いの感じるものでした。全く聴いた事のないジャンルの曲です。そういうのに触れられるのはオモロイ。

昨日、地元の木場にある木材工場の仕事現場を見学させてもらう機会があり、いろいろお話を聴いてきた。
職人の現場も面白かったけど、職人さんの話を聞いていると、腕だけじゃなくて知識が豊富だなぁと感じたのが印象的。色んな事を次から次へと話して案内してくれるので頭がパンパンになった。その中でも印象的だった話。

「職人はそれ以上は知識をつけるな」

たとえばここの工場では、茶室が作られていたのだけど、そういう時は茶の先生が来て、茶を理解するのに必要な作法や仕組み等を学ぶ講習が行われるらしい。そこで「ある程度」まで勉強した所で、講習会は終了する。その時に上記のような言葉を言われたそうだ。

それ以上の知識を身につけると人に余計な事を喋りたくなってしまう。そういう知識をひけらかしたような行為は「余計」なものになるんかね。余計なものを削ぎ落とすという考えはデザインでもよくある話。それなのにデザイナーって「余計」なもので仕事しがちな部分があると思う。なんか自分の耳に痛い話を聞いたようで、心境穏やかじゃなかったです。


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東京藝術大学打楽器専攻生有志による
Percussion ensemble

日時:2011/2/18  開場18:30 開演19:00
場所:川口リリア音楽ホール(JR川口駅より徒歩2分)

月の鏡/西村朗
海流/福士則夫

チケット料金:1000円
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2011/01/28

Horn 2011


去年に引き続き、今年も藝大ホルン科の演奏会のデザインを担当させていただきました。
連続で頼まれるのは始めて(?)だったので嬉しい事です。
今は必死こいて、当日配られるプログラム製作中。

就職活動。
なんだか行こうとしている道が間違っている気がしてきてムシャクシャしとる。
いつもなにか「ピン!」ときたところを選んで動く。
今はまだ「ピン!」ときてない。
とりあえず、本沢山読んで、色んな人に出会って、色んなもん見て感覚研ぎすます。

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演奏会情報

第22回
東京藝術大学ホルンアンサンブル定期演奏会
主催:東京藝術大学ホルン科

E.Ewazen
Bridge of Dreams

P.Hindemith
ホルン四重奏のためのソナタ

A.Vivaldi
合奏協奏曲集「調和の霊感」作品3-7によるホルン八重奏

日時:2011/2/16 開場18:30 開演19:00
場所:川口総合文化センター リリア音楽ホール(JR川口駅西口より徒歩1分)
チケット(全席自由):1500円
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2011/01/24

RESPECT


たまには自分の作ったものでも。
印刷の人曰く、指定した青があんまり出なかったみたい。話を聞いていると、やはり印刷系の会社は大変みたいです。一色刷りの印刷機を使ってみたかったなぁ。


話は変わって、前の記事で言いたかった事を、先ほどRESPECTという番組で石川亮が言ってたので引用。

「(彼の親は)自分の一番嫌な部分をついてくる。認めたくなというのはあるけど、自分の一番弱い部分を認めないと上手くならないと思うんです」

ホント嫌、自分の嫌な所をズバって言われると気持ちが萎える。
でも今はそこを流さないようにしようと思う。
まず、彼みたいにこうやって上手く言葉にして伝えるっていうのが自分はヘタクソだからなんとかしたいわ。

2011/01/23

Fußball


今年のアジアカップの日本代表の試合が面白い。特にシリア戦とカタール戦は日本代表の試合の中で久々に熱くなった試合だった。
この「熱くなる」という感覚が良い。一応これでも小中高と運動部だったのでこういう感覚はすごい好き。その感覚がどうやら、デザイン始めてから全くに等しいくらい運動していない今の自分にも影響を与えているらしい。
小難しい事を考えるよりもまず行動!してきた結果が、広告業界を目指す上で弱点になっている。本当に広告を目指したいのかはわからなくて、ぐちぐち悩んでいる事も確かだけど、ほぼ日で佐藤可士和がこんな事言っている

「美大生のころって、まだなにもわかっていないじゃないですか。
代理店とプロダクションのちがいもわからないし、
広告とグラフィックデザインと現代アートの境界線もわかっていない。」

実際俺がやっている事は、やりたいことはグラフィックデザインなのかもしれないし、現代アートなのかもしれない。明確な違いはよくわからないのは確か。
これを実体験でわかることが今の悩みを解決するんじゃないかなぁって思ってます。

2011/01/17

IKEA CM




最近IKEAの広告ってどこがやっているのか気になる。

2011/01/14

The Chase Film


HTML5が登場してから、自分の住所やtwitter or Facebookの情報を入力すると、その情報が反映されたアニメーションが増えている。

例えば、以前紹介したThe Wilderness Downtown
最近見つけたものでは「映し鏡」のミュージックビデオ。

ここに載せたintelのCMはそれに似た感じではある。
この手法、もう少し綺麗に見せられたら良いなーと思うな。あとスムーズになってほしい。

2011/01/13

The Microsoft Surface



これは今年販売予定だが、まだ日本には来ないらしい。
会社のテーブルはみんなこんな感じになるのかな。
環境が変わるとデザインの可能性が増える。だから時代にしっかりついていかなきゃいけないとは思っている。

2011/01/12

2011/01/10

The Photograph will be dead?


今日の朝日新聞のGlobeの特集。「写真は死んでいくのか」
面白かったので一気に読んでしまった。

写真はフィルムからデジタル化し、補正や合成技術の進化など様々な発展を繰り替えしてきた。
その結果、「写真」は「画像」に変化してきているという。

「写真撮影はかつて、高度な技術と高額な機材が求められる非日常的な行為だったが、環境が一変したいまはきわめて日常的なものになっている。言い換えれば、プロフェッショナルとアマチュアの違いが見分けにくい混沌(こんとん)とした時代なのだ。」(本文より)

そんな時代にプロの写真家は何を思うのか。11人の写真家達がそれぞれ答えている。
「これからも写真は生き続ける。11人の写真家はそう口をそろえた。」
とあるが、それぞれの写真家で今後の写真に対する意見が食い違っているのは面白い。
心に残ったものをいくつか紹介。

「写真は死んだという人もいるが、生き残りをかけているのは写真ビジネス。写真そのものの力はむしろ増していく。」(Jonas Bendiksen)

「人が人に関心を持ち続ける限り、人のありようを写す写真は、時を超えて残っていくでしょう。」(長倉洋海)

「私がやっていることは写真の本筋じゃないの。だから関係ない」(石内都)

「問われるのは、撮影者が何を見ているかにつきる」(岩合光昭)

「フィルムの経験がなく、デジタルで育った若い世代に期待している」(十文字美信)



もっと自分の信じるようにやっていこうと思った。かっこいい人達はそれを貫いている。

記事の一部はこちらに→http://globe.asahi.com/feature/110110/index.html

2011/01/09

The game layer on top of the world


世界をゲームの視点から見てみる。面白いプレゼン。
最近よく考える事に近い話だったのでついつい心が動いてしまった。

デザインを考えていると、一度は客観的な視点で物事を見る機会が出る。
それをさらに客観的な視点で見ているのが面白い。
ゲームを作るという事は一つの世界を作っているという事。だから、今の世界もゲームだと思って見てみるとこういうことでしょ?ってスタンスが意外と新しくて好きなプレゼンだった。

この間の「世界ゲーム革命」と言い、ゲームを侮ってはいけませんな。

2011/01/08

Slow Down.be

Slow Down.be from OVK on Vimeo.


アイデアだけで電話が車の事故防止装置になってしまう。
アプリは過去の発明を応用するとパイオニアになれる可能性を秘めている。そんな気がする。

2011/01/07

Chiaki Kobayashi



あけましておめでとうございます。
ずーっと更新するものが溜まっとる。が、まずは今日の出来事でも。
また友人の作品の撮影をしてまいりました。
今度は染色をしているお友達。

作品を実際にモデルさんに着てもらって撮影、ということで久々の人物撮影にチャレンジしてきたわけだが。。。
シャッター切って切ってとにかく切って。1000枚弱くらい撮っていた。
無闇に切り過ぎー。でもそのおかげでモデルさんも飽きずに比較的良いテンポで撮影できた。
もうちょい腕上げて、連写に頼らない判断力を持てるようになりたい。
勘で作業できるって大事っす。

あと、個人的に今は染色に興味がある。ぜひ機会を見つけてやりたいです。

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