2011/05/26

Through Lives






ワイデンケネディのKogahara Takeshiさんが作った映像作品。
ちょうど3ヶ月前くらいに、すごく作りたかった作品に近い。でも力不足で断念したもの。
デザインの仕事しながらこういう作品も作れるってタフじゃなきゃダメだなってつくづく思います。

ここで観れる。

2011/05/24

Rikuu restart!


土日に群馬行ってきた。
かつて藝祭にて部屋の中に茶室を造った「陸羽」再スタートです。

中之条ビエンナーレに出展するのです。
詳細はのちのち。

2011/05/23

Deep people



最近一番観ていて面白い真面目な番組。
同じジャンルで活躍する専門家の3人だけで話をさせて、いったいどんな会話が生まれるのか。実験的でオモシロイ。
集まるゲストは知っていればすごい豪華なメンツ。写真家の時は篠山紀信、梅佳代、ホンマタカシの三人で予告観たときからテンション上がってた。撮影のスタイルが全然違う三人の会話は面白くて、ホンマタカシがNHKのスタッフに「粘らないんですか?」というような質問に対して「粘ってしつこいと嫌な気持ちになるでしょ?だから今、私は粘られてるから凄い嫌な気持ちです」なんて発言もあって、それを放送しているこの番組ちょっとすげぇって思った。

今日観たのはフライトドクターの三人組。ドラマ「コードブルー」のモデルにもなった人達の話は、ドラマで観たような一面に留まらず、消防との連携の問題や現場での自分の気持ちの整理の仕方の違いなど、期待を裏切らない『ディープ』な話が面白かった。

プレゼンターが関根勤なのも、真面目で深い番組にフッと明るい空気を入れてくれて良い感じ。というわけですごく好きですこの番組。

2011/05/17

S A T O K O I C H I


gggで行われている展示の「佐藤晃一ポスター」を学校帰りに寄って観た。

佐藤晃一さん本人はギャラリーにいなくても、ポスターとその前に置いてある数々の校正用紙から「あんたの作っているものなんてまだまだ未熟だね」なんて喝入れられた感じ。
紙のポスターなんていらなくなるなんて話は、たぶん世の中に出回ってる大半のポスターを作っている人達の力が足りないせいだ。こんなに情熱を注いでグラフィックを作る、作り込む努力をしなくてもいいなんて考えがどこかにある。「クリエイターが満足するようなものではなく、クライアントが満足することを最優先に考えなさい」みたいな話を引き継いでいくうちに、間違った方向に理解して受け継がれているのではないだろうか。
徐々にこういった作り手達は「古い人」となる。新しい技術が進歩したら、それを使いこなせない奴はカッコ悪い。追いつけない奴もカッコ悪い。
でも、CGソフトだけでいくら作り込んだグラデーションよりも、今日見たポスターで使われていたグラデーションの方が何倍もカッコいい。これが喝入れられたと感じた理由。

2011/05/15

A Chance time


高校時代の友人と偶然の再会。別にバッタリとかじゃないんだけど、もう会わないと思ってたから偶然の再会。

美術の予備校通うキッカケにもなった人で、なんか敵わないなぁと思っていた人。
相変わらず変わらない立ち位置。でも話せる内容は変わってきているらしい。
自分でもなんとなく、ここ4、5年で自分に変化が起きていることを実感できた。
いつかこんな人達と面白いこと企みたい。まだエッジがきいているうちに。丸くなってからじゃ遅いかもなーって話が出た。組織やら制限やらいろんなもので丸まることは避けられないらしい。
一年後どうなっているかわからなくなってきたな。周りに話す自分の行き先が徐々に変わってきてて、ちょっと間があいてから会った人には「お前、前と言ってること違うじゃねーか」って言われそー。

2011/05/13

Nagoya







順番がバラバラになってるけど、GWに名古屋に行った。
初めての名古屋だったけど、中心がまとまっていて、一つ一つが大きくて、東京と比べてシンプルな街だっただけに数日間でも充分色んなものが見れた。

名古屋城と武将アイドルの関係に衝撃を受け、
雨男全開で雨の中の熱田神宮見て、
マイセンとはまた違った日本ブランドのノリタケ食器を初めて知って、
ミソ煮込みうどんをフタに取り分けて食うことを初めて知って、
ひつまぶしは茶漬けが最高に美味くて、
モーニングコーヒー飲むのに行列つくってるのが面白くって、
何でもデカイと聞いていたが道で渡されるティッシュまで3倍の量の紙が入ってて、
キム兄の店にノリで入って将来話弾んで、
自分と弟の字が入った名前の日本酒を親父が飲ませてくれて、

経験としては上出来。
でも一番良かったのはふと思い立って向かった名古屋市科学館かも。
世界一のプラネタリウムも世界初のオーロラ見れる部屋も時間外で見れなかったの残念だけど、今年自分が何を作りたいか発見するキッカケになった。
ドイツのブレーメンで行った科学館と同じ感想。ここ入った瞬間ブレーメンでの感動を思い出した。あの時はKatjaに感謝して今度はAyapanに感謝。忘れてんじゃねー自分!
Thanks Ayapan!

2011/05/09

soap creator


GWについて真っ先に宮城のことについて書きたかったので先に書いたけど、いろいろ思い出してきたので振り返ってメモ。

写真は、GW初日に武蔵境の古民家で行われていた「なごみフェア」というイベントに出展されていた商品。
木更津で色んな種類の石鹸を作っている作家さんが、正に色んな種類の石鹸を作って売っていた。これは柚を中心にブレンドされた石鹸で、少し日本酒が入っているんだとか。オモシロイ。作家さんもすごく気さくで、話していて感じの良い人だった。
パッケージも手作りで、石鹸の種類に合わせた色の布と切手と紐を選んでいる。作り手が楽しんでいる感じがすごく好き。

まあ、なぜ武蔵境の古民家まで足を運んでいたかと言うと、ここでイベントを企画進行中で、その下見として行ったもの。これについては後々告知予定。
とりあえず、良い出会いがあって良かった。

2011/05/08

Ojika-Ogatsu-Minamisanriku


ゴールデンウィーク。まずは宮城県によるボランティアの感想から。

行く前は「石巻」というワードが強く頭に浮かんでいたが、今現在は「牡鹿、雄勝、南三陸」という三つの名前が強く自分の頭に残っている。

状況は思っていた以上にヒドかった。
街の破壊のされようもそうだが、人手の足りなさや支援の状況もヒドいものだった。
今回集まった40人ほどのメンバーが向かったのは石巻市の東側にある牡鹿半島。
この場所から色んな違和感を抱えて帰ってくることになった。

①人が足りない。行きの高速から気づいてはいたが、ボランティアを追い返しているなんて話が嘘のように渋滞も無くすんなり入れた。どうやらこの場所は自動車で来ない限り来れないような場所だったらしく、ここまで溢れているボランティアが回って来れていなかったようだ。
しかもこの時期は学生が多かったため、連休明けにはドカッとそのボランティアがいなくなってしまうという状況だった。だから同じ石巻でも、牡鹿と雄勝と南三陸は自分にとってはもっと広く知れ渡り、いろんな意志を持った人が集まっても良い場所だと感じた。

②支援物資が雑。次から次へと送られてくる支援物資。それを仕分けするのもボランティアの仕事。送り方も、詰め方も、配送先も、集める団体も、サイズすらバラバラなものを分ける、それだけで相当な人員が一日に必要だという状況はどうもおかしいモノだった。
いらないものを送られても現地としてはゴミが増えるだけ。これは自分がこうだったらと考えていない人、もしくは考えすぎて衝動的に大量に送ってる人なんだろうなという感想しか持てなかった。どういう経路でどこに送るか、総合的にまとめられる人や機関が必要だと思った。それは現地と送る側の両方。

③東京の人ごとな感じ。これは現地で会った筑波大の学生でもう一ヶ月くらい現地にいる人の受け売りだが、東京のここ一ヶ月の状況を話して聞かせると「気持ち悪いな」と言っていた。この「気持ち悪いな」がどこから来るのかを見つけることが、今自分が少しずつ解消していきたい問題なのかもしれん。現地を見て、帰ってきて、楽しいことも沢山あるんだけど気持ち悪いわ。

とりあえずこの3点がデカイ違和感。実際に目で見て感じた景色と報道だけで見えてくる景色、この差はホントに「気持ち悪いな」

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追記

この活動のレポートが公開されました。ボランティアに興味がある人、牡鹿半島の様子について知りたい方はぜひ。

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