2013/11/14

Exhibition of Atelier Pao in Hiroshima







広島で行われている「アトリエぱおの仲間たち展」 に出展中。
17日(日)まで。平和記念公園近くの明日テールプラザにて。
私は「デザインの原画」というタイトルで2つの組作品を展示。
全くブログに書いてなかったが、デザインの仕事以外の合間を縫ってこのような作品制作をしている。今の自分の大きなテーマは「プロセスをデザインしてみたい」ということ。

そのため、完成作品を展示するのではなく、制作経過をずっと撮影した映像や、印刷物になる前の原画を展示している。
原画も、実際に行程を全て撮影し、Vineにて音を付けて公開中。動物達のセリフは描画中に聴いていた曲の歌詞だったりする。そこにもプロセスを追う面白みがあると感じている。

完成された作品を見るよりもこういった行程を観る方が、観客は面白みを感じるのではないか。その行程を工夫して驚きや感動を演出できるのではないか。ということを仮説にたてて、日々精進しております。

これらの作品は展示する機会が今後は無いのではないかと思っていたのでこの機会に感謝。このアトリエぱおの生徒達の作品のエネルギーもクオリティも素晴らしく、一教室が開いている展示とはとても思えないくらいすごい作品数。二度と観られない共同制作作品等魅力はたくさんあるので、広島にいる方は是非。


2013/09/02

VJ with Mr.Elephants [ ZOORGANIC ]




久々にBlogger開いた。色々あった。
でもとりあえず久々にVJする。
古民家で一緒になにかやろう!ということで関わってからもう何年経ったか、それから沢山のゾウの絵を描かせてもらった。そんなMr.Elephantsも今回で一時活動休止だと!
最後に素敵なハコでVJやらせてもらえるらしい。音楽周りでは有名なSTAR PINE'S CAFEというところ。気張らずゆるりと回していきます。

Facebookで予約はこちら。https://www.facebook.com/events/494118877334996/

近況報告はまた気が向いたら!

2013/03/01

URBAN SAFARI web



帰国してから制作していたものの一つ、URBAN SAFARIのwebサイトを公開しました。
URBAN SAFARIは大学時代の同期が立ち上げたブランドで、フェルトを使ってリアルなようなキャラクターのような、平面のような立体のような、不思議な風合いのある魅力的な作品を発表している。モチーフは動物が多いけど最近は昆虫なんかも作っているみたい。
シンガポールでも展示をする売れっ子デザイナーでございます。
webサイトで紹介されている作品はほんの一部ですが、ぜひ一度ご覧あれ。また積極的にフェス等に出品しているみたいなので本物を見ていただくことを強く勧めます。

I created a new website of URBAN SAFARI, this website is one of works that I have been created since I came back to Japan.
URBAN SAFARI is a brand which was established by my art university's mate. She is creating the lovely felt accessaries of animal. Her works are not only in Japan, it went to Singapore last month. Please check it! and that, if you have a chance, you should see these real works in a festival or an exhibition.

2013/02/18

4th anniversary


久々に文章を書く気になれた。
というのも、学生時代に写真仲間4人で始めた4cussiteが4周年を迎えるそうなのだ。4。
最近は活発に動くこともなく、4人が揃うことは滅多にない。でも、そのうちおじさんになってまた何か始めるんじゃないか、なんてゆる〜い関係を保つためにwebサイトはかろうじて残っている。
せっかくの縁起のいい数字なので、そもそもなんで集まったんだっけ?と記憶を辿っていると、じゃあこれから動きがあるとしたらどうなるんだろう?と思考が過去から未来に変わっていた。その中で一つ気がついたことがある。
4cusは過去に4つ展示を行っている。そのうちの1つはメンバー全員が集まらず結局2人だけでやったのだけど、それも含めて全ての展示で、写真展らしい写真展をしていない。
訪問された方は不思議に思ったかもしれない、「あぁこの写真は美しい!」っていう展示じゃなかったから。でも「あぁこの展示は面白い!」って思ってくれたら良い。少なくとも緑の男はそう思っていた。
そんな風に考えて行った展示はどれも異質で新しかった。でもおそらくまだ若い表現で収まってたと感じる。それは、こういった表現には卓越した技術力よりも斬新で難解で、ときに明快で、深い考察・コンセプトが不可欠だと思うから。それは何?って言われても上手く説明できないんだけど、その上手く説明できる域にたどり着くにはまだまだ浅かったということ、もっと時間をかけて経験して形にしていく必要がある。

とはいえ、若いなりに、初めてなりにがむしゃらに手を動かして生まれたものは強い。最初の展示のために作った作品は当時の姿から多少手を加えて改善しているものの、未だに私の代表作として君臨している。なかなかあのときの勢いを超えられない。4cusのロゴデザインも然り。未だにこのロゴマークを超える使い勝手の良いものを作れていない。

今のところ、4cussiteが写真を額に入れて展示をしたことはまだ無い。この記念すべき年に何か起こすつもりなのか、そんなつもりはさらさら無いのかはまだ良くわからないが、あの時思っていた「ただ写真を白い壁に飾るだけは嫌だ」という方針は上手く引き継いで一層深くなっていれば良いと思う。

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