2011/02/25

KOOL AID FUN FIZZ

KOOL AID FUN FIZZ "YELLOW" from Maroto on Vimeo.



KOOL AID FUN FIZZ "RED" from Maroto on Vimeo.



KOOL AID FUN FIZZ "PURPLE" from Maroto on Vimeo.


これ商品自体は魅力なさそうだけどCM好き。

2011/02/21

I met good friends again.


ドイツにいる間はずっと同じクラスでドイツ語を勉強していた二人の友人と再会してきた。
帰国後初。

厳しかったクラスの先生の話、ただでは帰国できなかったトラブルの話、あの関西人は今…って話、パン屋からパン持ってきてくれたパン屋の話、とにかく沢山笑ったけど、

日本のビールでprost!!!

が何より嬉しい夜でした。

2011/02/20

SONY α NEX-5


渡独直前に買ったRICHO-CX2は一年間のハードワークで手ぶれ補正機能が故障。まともな写真が撮れなくなった。
新調したいと思うも、操作性が自分に合うのがなかなか無かったので、同じシリーズのCX4を購入したが、不運にも2日で紛失。調子に乗りすぎた。もうくだらないのは撮らない。

しばらくOLYMPUS一台だったけどやっぱり負担大きいので相方探し。

で、色々悩んだ結果、選んだのはコンデジではなくてミラーレス。
SONY α NEX-5
ちょっと大きいけど、これからはこいつ持ち歩く。高かったし、レンズでかいけど気負わずにガンガン使っていくつもり。

2011/02/19

Wataru Ito




知ってる人は知っている。
工芸科の伊藤航くん。
紙で作られたお城は海ほたるのオブジェになった。
今回は新作の個展が開かれていたので観に行ってきた。
新作というか、卒業制作と同時進行で作っていたらしい(てらぷろ調べw)

めっちゃ仕事きれい。今回は動きなしだったけど、紙だけじゃなくてLEDの光まで綺麗。
絵画教室でも少し紹介してみました。
「ここまでやられたら文句は言えない」だそうです。Super!

2011/02/18

What is being creative?


What is being creative? from Kristian Ulrich Larsen on Vimeo.



折りたたみ式携帯電話って言われると、大概は画面とボタンの二面を想像してしまうけど、この人達の折りたたみ式は新しい形。

創造する事。単純にしていくだけではできない。

2011/02/16

Eiko Ishioka


先日、「プロフェッショナル 仕事の流儀」に石岡瑛子さんで紹介されていた。
最初のコピーは「すごい日本人がいた」
東京藝術大学卒業後、資生堂のアートディレクション、独立後はパルコ、角川書店の広告で活躍、渡米後はアカデミー賞、グラミー賞、カンヌ、そして北京五輪開会式まで。。。紹介される経歴はすさまじい。

資生堂のBeauty cakeやパルコの広告、「落下の王国」も観た事あったし、印象に残る物だとは思っていたけど、石岡さんの名前は知らなかった。
すごい悔しい。作品は知っているけど作者を知らなかった時はなぜかすごく悔しい。

番組の中ではデザイナーとして心得ておくべき良い話が沢山出てきたが、一つすごく共感を覚えた話があったので記録。

渡米してすぐ、フラッと入った映画館で黒沢明の「七人の侍」を観たそうだ。
アメリカで上映されていた事もすごいが驚いたのは見終わった後。

「クロサワの映画ならよく知っている」
「『七人の侍』もいいが『用心棒』の方が好きだ」

と、黒澤映画について熱く語り合う外国人達を観て、
「自分もこんな仕事がしたい」と思ったそうだ。

実は自分にも同じ経験がある。ドイツにいた時、全く同じセリフをコロンビア人から聞いた。
ドイツではホームステイ生活をしていたのだが、住んでから2ヶ月くらい経ったある日、近所に住んでいてホームステイ先の家族にお世話になっているコロンビア人学生が家に遊びに来た。
彼は1つ歳が上で、ハイデルベルク大学に通う優秀な学生だった。
そんな彼に自分が日本人でデザインを勉強している事を伝えると、流暢なドイツ語で

「クロサワ映画知ってる?俺クロサワ映画が大好きなんだ!」

って嬉しそうな顔で語ってくれた、「七人の侍」は好きだったので俺も好きだ!って事を語ると

「あー、『七人の侍』もいいけど、俺は『用心棒』が大好きなんだ。知ってる?ヨージンボー」

知らなかった。
後で調べると、黒澤明が殺陣の表現にこだわった作品らしい。
彼はまさに殺陣の話を熱心に俺に語ってくれた。
そのとき、ドイツで勉強しているコロンビア人にまで熱く語らせる作品を作った黒澤明ってすごいなって思ったのと同時に、語り合うどころか知らなかった自分に飽きれた。

まあそんな話を石岡瑛子の話でふと思い出したのだった。
誰にも真似できなくて、革新的で、時代を超えるもの。作ろう。

2011/02/13

School!!






フジテレビでやっている「スクール!!」というドラマを観ている。
民間人校長制度で小学校にやってきた新しい熱血校長が小学生と教師の「今」に直面して立て直していくという話。
ちょっと大げさな部分はあるかもしれないけど、ドラマとしての演出の部分と考えれば、子供の行動や教師の心情には「大げさ」とは言えないほどリアルに感じられる。

自分も、教職免許をとるつもりは無いが、一度は保育士をやってみたいと思った事があり、今は縁あって絵画教室で先生をさせてもらっている。もう今年で4年目。実際教えてみると、想像していたものとは違う難しさを感じる事は多い。

このドラマの今日の話での序盤、江口洋介演じる校長も難しい事にブチあたって悩む。
そんな時に、前校長(岸部一徳)が言った言葉が印象的だったので即座にメモ。

「ドイツ人は考えてから走る、
イギリス人は走りながら考える、
イタリア人は考えないでただ走る、
日本人は周りに合わせて同じように走る、
最近の教育人は会議をしてから走る。」
あんたはどうする?と言われた校長が出した結論は
「走りきってから考える。俺はそういう校長だ」

ふーむ、なんか教育の場だけに限らず言えそうな言葉だ。
俺も走りきってから考えたい。考えると迷ってしまうから。

でも、今日は志望会社に写真貼付し忘れて履歴書を郵送しちまった。ちょっと走りすぎた。

2011/02/12

Facebook


だいぶ時間が経ったけど、映画「ソーシャルネットワーク」観た。
いろんなところで感想、批評がされてるけど、この話は映画のために作り込まれた話みたい。
フェイスブック 若き天才の野望」という本がなかなか良いらしいが、それはまだ読んでいない。それでも、どれだけ作り込まれた話だろうと、映画寄りの話だろうと、実際に起きているまぎれも無い事実の部分はやっぱり「すげー!」のだ。

今自分が一番やりたい事をやっている彼には「すげー!」としか思えない。
別に俺がwebサイトの経営者になりたいとも思ってないし、ハッカーの技術が欲しいとも思ってないし(ちょっと欲しい)、若くして億万長者になる事が「やりたい事」って訳ではない。
ただ、自分がいいと思う事をやり通していられる事がいい。

「何かを作りたいから作った、という考えは、映画製作者たちには考えられなかったみたいだね」(ここから引用)

マーク・ザッカーバーグは言ってるけど、映画を見ても作りたいからって気持ちは伝わってきたよ。もし映画を観て、なんだ女に振られたから作ったんだ、とか、見返したいから作ったんでしょ。みたいな感想しか出ないのだとしたら映画観てもあんまし心には残んないんだろうなって思った。
とにかく、俺は見終わった時は映画館からすぐ出たくて、自分がこれからどうしていきたいのかを頭の中フル回転でグルグル考えてた。こんな事をしかも同世代で考える人がいるんだって本気で思った。ナップスターを作ったショーン・パーカーも映画に出てくるけど、この二人が出会ったのがまた「すげー!」と思う。

気になったセリフは(うろ覚え)
「Facebookはシンプルなデザインなんだ。広告はまだいらない」
「じゃあ聞くけど、今はCDは売れているか?」
「小魚を十何匹釣るよりも、メカジキを一匹釣った方が評価される」
らへんかな。

これはまた別のところで言っている事、
「ビジネスはやりたいことをやるための道具に過ぎない。僕は自分がビジネスパーソンだなんて少しも思わない」(ここから引用)
これは今後どうなっていくにしろ覚えておきたい事。ビジネスに飲み込まれたら、もう「やりたい事」なんてできない。自分もおそらくビジネスパーソンにはなりたくないな。

少し落ち着いたら本買って読む。映画では登場しなかった「すげー!」人達がまだまだたくさんいるはずだから。結局「すげー!」人達に出会っていった事が一番大事な所だと思う。しかも同世代ってのが大事なんだと。中国で言うとバーリンホウだね。それについてはまた今度。

2011/02/09

WATARU YOSHIDA


予備校時代の友人のwataruくんの作品がいろんなところに登場してるみたい。
こことかこことか。

かっくいいー!
同世代の人達が徐々に活躍し始めてきてるね。Facebookの創設者も同世代に入るんだよな。すごいなぁ。

2011/02/08

Exhibition




日曜日に知り合い関係で展示2つ見てきた。
まずは恵比寿の写美で行われている、「3Dヴィジョンズ –新たな表現を求めて–
ここでは仕事場でもお世話になっている津島岳央さんが面白そうな装置作ってました。というのも、見に行った時は調整中のため上手く動いておらず(?)ちゃんとしたものは見れなかっ
たみたい。
他にも3Dをテーマにした作品があった。3Dをアナログで表現している時代の製図とか計算式を見てると何か底知れぬこだわりが、今の時代の3Dレンダリングとマッチしてこないのがなにかしっくりくるようなこないような不思議な感じがした。
この展示は13日の日曜日まで。


もう一つは文化庁メディア芸術祭
ここで同時開催されている学生CGコンテストに高校時代の友人、中屋辰平が静止画部門で優秀賞で展示されてました。
受験時代の表現の追求に繋がるような作品。っていうか知り合いが出てて、CGってこういう事言うんだなってようやくこのコンテストの範囲がわかってきた。
文化庁メディア芸術祭の方も今年はコンパクトでスッキリ見れた。エンターテイメント部門はよくわかんない。アニメーション部門は、去年の「サマーウォーズ」ほどの納得作品は無かったけど、以前取り上げたこともある「フミコの告白」も入ってたしレベル高いと思った。
アート部門は、優秀賞の「10番目の感傷(点・線・面)」がズバ抜けて良かった。あれなんで最優秀じゃないんだろ?既出のアイデアなのかな?

あと気になったのは今年のポスター良くない。毎年作ってた人知り合いだった気がするんだけど、今年はやってないのかな?やってたらすんません。

これも13日まで。


メディア芸術。まだ飽きないぞー!面白い事考えてる人一緒に始めましょー!
連絡くださいー!

2011/02/03

Essence


久しぶりに本を読んでいる。
本のタイトルは「デザインするな」。ドラフト代表の宮田識の言葉である。

最近何かと「進む道」で悩んでグチグチ言っている自分に響く言葉がたくさんあって、「ふーん」「なるほど」とか感心しているうちに、電車を行く先と逆方向に乗ったまま終点まで着いてしまった。
このタイミングで読んだのが正解だった。この本が出たのは2年前、もしその頃に読んでいたらおそらくあんまり響かなかっただろうな。

かるーく内容を紹介すると、
まず、「デザインするな」ということについてこう言っている。
「先に断っておきますが、僕は『デザインするな』というのを、これからデザインのスキル(技術)を身につける人には言いません。基本的なスキルが備わっているデザイナーに向けた言葉です。」
なぜそうなのだろう?と考えながら読んでくとこの本は面白い。

「見ているものは、人それぞれ違う。見たものは全部自分なんです。もし珍しい車が走ってきて『見た?』と問いかけても『え、そんなの走ってた?』となる。人は無意識に目と脳が連動して、見るか見ないかを判断している。」(中略)「自分が他人と違う何を見ているかを意識していると、自ずと個性が形づくられてくる」
この個性論の話はすごく面白かった。全文引用したいくらい。

「デザインを『志』と『仕組み』と『表現』の3つの段階で考えるとドラフトの姿勢に近づける。」これを筆者は菊竹清訓の「か、かた、かたち」を引用して表している。「か=本質」「かた=実体」「かたち=現象」の3段階で捉える設計方法論らしい。

「眼に見えるのが『現象』。色や形、つまり表現の世界である。その奥に『実体』がある。ものを成り立たせる仕組みや構造、理論の部分だ。華道や空手なら型。ゴルフや野球ならフォーム。型を覚えて形ができる。フォームをマスターすれば、いろいろな局面に対応できる。
さらにその奥の『そもそも』の次元に『本質』がある。」

ここで言っている「本質」が先ほどの「デザインするな」につながる。スキルのある人ほどそれがなくてもある程度の形が作れてしまうのかもしれない。だから「そもそも」なんでそれを作るのかを考えなさいってこと。これは簡単に言い過ぎかもしれないけどそういう解釈。

これまでが全4章中の第1章。

本書では、もっとわかりやすい例えでこれらのことについて書かれているので気になった人は読んでみてくださいな。

まあ、でもこれってデザインやってたら当然考える事じゃない?って言う人もいると思うけど、実際忙しいとか余裕が無いとかで「そもそも」まで立ち戻っている事ができていない人が大半じゃないかな。そんな気がします。
「デザインするな」の著者は藤崎圭一郎。なんと俺が休学中に教授として藝大のデザイン科に入ってきたらしい。そんな人と話せるのは楽しみでしょうがない。就活は退屈でしょうがない。

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