2011/01/29
Percussion ensemble
続いて、もう一つ同時に進行している演奏会の告知ツールデザイン。
打楽器科です。相当難しいテーマのプログラムとコンセプトでしたが、それだけ演奏会にかける思いの感じるものでした。全く聴いた事のないジャンルの曲です。そういうのに触れられるのはオモロイ。
昨日、地元の木場にある木材工場の仕事現場を見学させてもらう機会があり、いろいろお話を聴いてきた。
職人の現場も面白かったけど、職人さんの話を聞いていると、腕だけじゃなくて知識が豊富だなぁと感じたのが印象的。色んな事を次から次へと話して案内してくれるので頭がパンパンになった。その中でも印象的だった話。
「職人はそれ以上は知識をつけるな」
たとえばここの工場では、茶室が作られていたのだけど、そういう時は茶の先生が来て、茶を理解するのに必要な作法や仕組み等を学ぶ講習が行われるらしい。そこで「ある程度」まで勉強した所で、講習会は終了する。その時に上記のような言葉を言われたそうだ。
それ以上の知識を身につけると人に余計な事を喋りたくなってしまう。そういう知識をひけらかしたような行為は「余計」なものになるんかね。余計なものを削ぎ落とすという考えはデザインでもよくある話。それなのにデザイナーって「余計」なもので仕事しがちな部分があると思う。なんか自分の耳に痛い話を聞いたようで、心境穏やかじゃなかったです。
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東京藝術大学打楽器専攻生有志による
Percussion ensemble
日時:2011/2/18 開場18:30 開演19:00
場所:川口リリア音楽ホール(JR川口駅より徒歩2分)
月の鏡/西村朗
海流/福士則夫
チケット料金:1000円
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