ちょっと前の話になるけど、噂になっていたアートイベントの3331に行ってきた。
廃校になった学校を使って展示やワークショップ等を行うものなんだけど、まだ準備中な感じの所も多かったかな。これからって感じなのかな?
でも行ってみて、すぐに「なんか来たことあるな」って感じた。
実はベルリンで全く同じようなシチュエーションに出会っていた。
同じように廃校(廃病院だったかな?)を使って、ベルリン在住の色んな国のアーティストが展示してた。
同じようなんだけど、決定的に違っている所があった。
それは適当さ。
ベルリンに関しては、良い意味でも悪い意味でも雑だった。そして、3331は良い意味でも悪い意味でもキチッとしていた。
例えば部屋の扱い方。3331に関しては、先ほど「準備中かな?」と言ったものの、場所は適度に埋まっているように感じた。でもそれは、廃校の半分ほどしか使ってはいなかった。それでも、使う教室を集中させ、ある所から先は道を塞ぐことで人の動く導線を確保していた。
それに対して、ベルリンの廃校にはそんな気遣いは無かった。使う教室はまばらでスカスカ、部屋ごとにまったく違った制度が存在していた。それでも、空いている部屋が準備中などとは全く感じなかった。
同じようなことをしているようでも、日本とドイツで性格の違いは出る。たまたま観た所がそうだったかもしれないが、中に入った時の最初の印象は二カ所とも同じだった。
じゃあどんな性格なの?って聞かれると正確に答えられない所が、まだまだ経験が足りないと実感しちゃうんだけど。あと10年は住んでみたい。
2010/07/27
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