2010/06/02
day55
ドイツ55日目。ウィーン3日目。
残念ながらウィーンも最終日。
この旅も徐々に終わりが近づいています。
本日、真っ先に向かったのはウィーンの王宮。
とにかく壮大だった。
庭を端から端まで歩くには1時間くらいはかかるんじゃないかな。
全てがシンメトリックに作られていて、木の高さや葉っぱの切り方まで統一されていた。
ただ一つ残念だったのは、庭の至る所に柵が設けられていた事。
これは日本の京都旅行の時に感じた、文化遺産の保護のための柵にガッカリした事と似ている。
保護のためにしているはずの柵が、本来の魅力(景観)を壊していた。
しかし、どうやら日本のそれとは少し違うようだ。
なぜなら、それは庭の手入れのために立てられた一時の柵に過ぎなかったからだ。
ウィーンの街全体が工事中だったのと関係があるかもしれない。とにかく、綺麗な姿を観れなかったのは残念だったものの、なにか違いに気がつけた事は良かったかもしれない。
次に向かったのは、フンデルト・ヴァッサーという建築家の建てたアパート「HUNDERT WASSER HAUS」
とにかく、どうやったらこの建物でOKが出たんだろうって思うような奇怪な建築物で有名。
でも、それぞれ面白い理由やコンセプトがあるんだよね~。
実はこの人、日本のゴミ処理場なんかも建てたりした人。
このアパートもかわいくて面白い建物だった。実際に人が住んでいるとは思えないほどね。
友人の話によると、生えている木も住人なんだそうです。
あとは、これまたウィーンの名物「ザッハートルテ」を食べた。
甘すぎるから隣についた生クリームと食べるんだけど、それでも甘過ぎてこの一切れで充分。
そしたら隣のウィーンのおばちゃんは倍以上の量をペロリと完食してたわ。
恐るべし、ウィーンのおばちゃん。
また街の中央に戻ると、オペラ座で今日のオペラが始まっていた。
テレビで観た事があったんだけど、本当に場外のスクリーンでLIVEで上映するんだね。
しかもちゃんと席まで用意されている。
もちろん外で観るのは無料。
芸術の街はすごいです。
日本はこうはならないのかなぁ。アートブームとか最近流行っているらしいけど。
「アート」ってなんなんだろうね。
とりあえず、日本で騒いでいるアートブームの「アート」と
この芸術の街の「アート」は少し違うような気がしました。
明日はフランクフルト経由でハイデルベルクに帰る日です。
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