2010/06/21
day72
ドイツ72日目。
ベルリン3日目。
ベルリン最終日。朝からしてやられたよ。ホテルチェックアウトする時に、朝ご飯食べたか?って聞かれて、食べたって言ったら32€(3500円くらい)とられた。
朝ご飯、高っ!
いきなり現金ピンチで困り果てた訳です。
まあ、チェックしなかった自分が悪いってことで仕切り直して街へ。
友人に会う前に一つ有名な博物館に寄ってから行く事に。
ここで、フッと思い立って写真の撮り味変えた。
なんか違う色が欲しくなった。なんとなく。構図も急に変わってきて。
たぶんデザインフェスタに触発されたのかな。で、良い意識のまま待ち合わせ場所へ。
行ったのはトルコ人が多く集まる場所。歴史的な背景があって、この辺一帯はトルコ人のお店や住居ばかりになっているんだけど、最近アーティストが増えてきているらしい。それは、単純に家賃が安いこともあるが、作品の発表の場があるということが一番大きいと思う。
例えば、昨日のデザインフェスタの場所は使われなくなった空港だったというのが俺の予想。
飛行機の入っていたと思われる倉庫が展示場所になっていたから、大きすぎるし、廊下も長かった。
この日も実際、アーティスト達の展示を訪れたのだが、場所は使われなくなった病院。中に入ると、廊下の壁には絵が描かれている。日本で言うと多分「壁画」ではなくて「落書き」。
部屋のいくつかを展示に使っていたけど、別に美術館じゃないから順序がある訳でもないし、係員がいる訳でもないし、展示というには少し違う感じがした。
他にも、子供の音楽教室をしている部屋や、まったく無人の部屋も。
このベルリンという街は、こういったフリーな所が多い。特に、中心から少し離れた場所に。
若者やアーティスト達が、日々思っている何かをぶつけられる空間があって、それに魅了された人々が「俺も俺も」って集まってきてる。
それがパンクやデモにも通じている。
インターナショナルなアートの街。パリ、ニューヨークときた流れは今、ベルリンに来ている。これを世界のメディアが注目したら、きっとスゴい事になるんだろうなぁ。
という事を感じてベルリン終了。
ドイツ留学中の最後の旅。
ドイツの首都で感じたテンションを東京に持って行けると良いな。
案内してくれたMaria Thanks!!!
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