2011/12/30

Noda Nagi



年明ける前にもう一個書いておきたかった事。
今年は野田凪の展示があった。

卒業制作で行き詰まった時にちょうど野田凪展を見に行ってワーッと浮かんだ頭の中の一部がこんな感じ。

今は亡きこのアートディレクターにはお世話になっている。
迷う度にこの人の作品を見ている。
そもそもなんで俺がアートディレクターという立場にこだわったかもここにある。
実際に目の当たりにしたアートディレクターの仕事とのギャップ。俺は野田凪のような振る舞いがしたくてそう言ってただけで、同じようにアートディレクターって名前に魅了されてなった中途半端な連中が溢れているデザイン界に少し嫌気がさしてた。
自分はこういうものづくりをするためにはどんな立ち位置で、どんな環境でどうしていきたいのか、ひたすら悩んで就活はやめた。多分違う。今、いろんな常識がかなりのスピードで変化してきてる。デザイン界はそういうスピードに振り回され続けてて、一つの制作環境で腰を据えてじっくり自分を形作っていくのは難しいと思う。それこそ埋没していく気がする。だから、さあ鍛えてもらおうって入っていくより、面白い事やろうってなる相手を選ぶ。
もう一つ、日本人の人体実験を自分で行ってみたいと思う。俺が知ってる皆の常識は日本人の常識。もし海外の常識が入ってきたら日本人離れしたアイデアでも浮かんでくるんだろうか。

そんなアホな事をひたすら考えてる。

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