2011/04/24

Tokyo tower




昔の作品整理していて出てきた、二年前の自分が書いてた文書。


東京タワーは、多くの現場鳶職人の作業により、着工からわずか 1 年 3 か月 後の 1958 年(昭和 33 年)に完成した。
その後、特別展望台の真上にこの塔 の建設に携わった人々の銘板が据えられた。 結果的に約 4.2kt の鋼材が使用されたが、その中でも特別展望台から上の部 分に使用されている鉄材の原料には朝鮮戦争後にスクラップされたアメリカ軍の戦 車が使われている。
これは当時の日本では良質の鋼材に恵まれず、またアメリカ にとっても旧式戦車を売却して新型戦車を製造した方がメリットが高かったからだ。
塔はフランス・パリのエッフェル塔の 324mより8.6m 高く、当時の自立式鉄塔としては世界最高だった。創業者の前田久吉は「建設するからには世界一高い塔 でなければ意味がない。科学技術が進展した今なら必ずできる」と高さの意義を 強く主張した。
そもそも本来東京全域に電波を送るには 380m の高さを必要とさ れていたが風の影響でアンテナが揺れ画像が乱れる可能性があったため、影響 を受けないぎりぎりの寸法として全高 333m と「3」が続く語呂合わせのような高さ になった。
当初は最上部で風速 90m、下部で風速 60m の強風と大地震(関東 大震災時に小田原付近で推定された加速度の約 2 倍に相当)に遭遇しても安 全な様に構造設計がなされた。
かつては世界最高にまで至った日本の首都のシンボル。
当時の日本の技術の 集大成を伝える塔は混在した都市の中でも未だにひときわ存在感を放つ。現在、 新たな東京タワーがこの意志をついで建設中だ。
日本の技術だって負けてない。



色々調べてるけど、スカイツリーの名前すら知らなかったのね。
明日は初めて場に立てる日。それが終わったら色々溜めてること片付けます。すみませぬ。

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