2010/03/13

Hideaki Saito

少し前の話しになりますが、小学校の同窓会がありました。
10年ぶりに会った友達もいたけど、決まって思うのは「変わってない」。

でも、なんだかんだ1番会えて嬉しいのは先生かな。
22年間、今まで会った人の中で1番すばらしい「先生」です。

画像はクラスで配られていた「燃えるチャレンジャー」の第1号。
実はこれ、俺が転校してきて初めて発行されたクラス通信。


ね。

そして、ここから本当にチャレンジしていきます。
展覧会、体育祭、様々な行事に本気で、「クラスで何か成し遂げる」ことをひたすら追求していた。

最後のチャレンジは劇。
難民救済協力隊の活動を描いた「hand in hand」。学内行事のためのオリジナル。
「これを劇中でやろう」と先生が持ってきたビデオは「南中ソーラン節」だった。

偶然にも、その一週間後くらいに金八先生が「南中ソーラン節」のカセットテープを生徒に聞かせた。(3年B組金八先生)

もちろん小学生が踊るにはハードな踊りだったけど、毎日必死で練習して、そして劇だから台詞も覚えて、クライマックスに合唱を歌うからその練習もして、体育館を使って背景画も全員で描いて。
授業や休み時間も惜しんで練習したし、周囲からのいろんな声もあったとか。

結果、発表したものは最高の出来で、
下北沢の北沢タウンホールで追加講演するまでに至った。

勉強ちゃんとやってきたよ!って自信無いけれど、とにかく楽しかったね。
今の考え方や原動力の原点はここにあるかも。
教育の本当の大切さをがむしゃらに教えてくれる先生です。

そんな先生も、校長先生になるみたいです。
絶対学校楽しくなる。きっと勉強よりも受験よりも大切なことが経験できる学校になる。
もし出会うことがあったら、力を貸してあげてください。

名前は齋藤秀昭先生。

我が恩師です。

1 comment:

  1. いまさらコメントなんて、おこがましいと言うか恥ずかしい限りだけど許してほしい。
    実は、このブログを読んだのが、昨日(2011,11,20)なんだ。今勤務している学校の6年生が見つけてくれて・・・。
    いやあ、ビックリなんてもんじゃない。こんな風に紹介されているなんて思ってもみなかったから、本当に驚いた。
    でも、正直うれしい。あの頃の頑張りを、今も忘れずに、自分の道を切り開いている教え子が一人でもいるということが無性にうれしい。
    私は今、八王子市立柏木小学校に校長として赴任している。
    毎日、朝食を食べてこない子に、校長室で朝食をあげながら(今朝はおでんを作った)、時にはかけ算九九を教えたり、歴史の勉強を一緒にしながら楽しく学校生活を送っている。
    赴任して8ヶ月。ようやく、いじめも不登校も0になった。(油断はできないけど。)
    今のところ、あなたたちほど優秀な子は見当たらないけど、将来、世界中の弱い立場の人の笑顔のために頑張る子を必ず育てるよ。
    あなたも身体に気をつけて頑張ってね。

    追伸 他のページを見ていると、あなたのグローバルな活躍が目に浮かびます。デザインのセンスもいい。こんな才能もあったんだね。すごい。チャンスがあったら、またお会いしましょう。

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