2010/10/10

Nap


昼寝は小さい頃から嫌いだ。損したと思うから。
せっかく昼間の楽しい時間をフルに使えるのに、なんで寝たんだよ俺!ってすごく機嫌が悪くなる。

それと同じ理由で、ここ三ヶ月くらいの自分に対して腹が立っている。

約1年前、デザイン作業に追われる日々は楽しくてしょうがなかった。
でも、追われている事に疑問を感じていた自分は、環境を変えるため日本を出る事に決めた。
ドイツの春から夏にかけての生活は、それまでの自分にとっては初めてで新鮮だった。
同時に田舎へ帰った時や、四国に住んでいた時の自分の生活と重なる部分があり、そのゆったりとしたライフスタイルに共感できた頃に帰国した。

そのライフスタイルを理由にした、帰国後のサボり具合はひどい。最悪だ。
たった3ヶ月間の生活で身に付いたような感覚になっていた自分にひどく腹が立つ。
共感したのも確かだし、知識が増えたのも確かだ。だけど、人間変わるほどじゃない。

だからかな、最近少しずつペースが戻ってきて、すごく気分がいい。
ウジウジ、モヤモヤしていた感情がスカッとしてきた。もう少しで目が覚めそう。

Staying up late



楽しい夜更かし。最近ペースが戻ってきましたよ、と。

自分が無意味と感じたら、物事はつまらなくなります。そんなことにやっと気づいた。

友人のつぶやきからこの曲知って、
曲の感じが自分の気持ちにタイミングぴったしで、
リピートしまくりの夜更かし中。

2010/10/05

Android au


本当に「いよいよ」きたか。
softbankがいち早くiPhoneという魅力的なスマートフォンを携帯大国にもたらし、
docomoがそれに対してXperiaという対抗馬でスマートフォンを賑わせた。

でも、それは吸収の速い日本にしては広がりがゆっくりだったように思う。
まだまだ専門の間だけで盛り上がっているだけのような、なんとも言えないもどかしさを感じていた。アプリやその制作者、ユーザーのレベルが次第に高くなって行くことで、口コミでようやく広がってきた今、
「ケータイの才能を引き継ぐスマートフォン」と銘打った新機種をauが発表した。
どんな感じで広まるんだろうか楽しみで、逆に今ようやくiPhone,iPadアプリの制作に取りかかりはじめた自分としては不安もあるもので。
やっぱり井の中の蛙にはなりたかない。

2010/10/04

Old style


先日、岡山県の倉敷に行った時に、とても気になったお店があった。
店と店の間に、おもちゃが山積みになって、入り口の半分以上が見えなくなってしまっていた。
中に入ってみると、さらに狭いスペースの両脇の壁に天井までぎっしりとおもちゃで埋め尽くされていた。よく見ると、今では手に入らないような古いものばかり、それだけでなく、今流行りのキャラクターの人形まで、ジャンルも時代も関係なくごちゃ混ぜなおもちゃが雪崩を起こしていた。

写真はそこで見つけたマッチ箱。
「これがウチの自慢の商品だよ」と店主が言うように、
マッチ箱は綺麗に整頓されて箱に詰められていた。

箱の絵の種類はキャラクターに限らず、映画公開の時に配られていた映画のイラスト、
商品の広告のためのイラスト、キャラクターものの展開など様々だった。
あまりレトロなものは好きではないので、おもちゃ達には興味が抱けなかったが、これには目が止まった。
たぶん、この箱のグラフィックデザインが優れていたから。
店主の話によると、デザイナーの人もちょくちょくこれを目当てに買いにくるらしい。

その中で選んだ二つ。どちらもこの時代だからできたんだろうなとか思ってしまう。
左側はミッキーとポパイの夢の競演。
今では、ディズニーがこんなことを許すことは無いと言われている。
この時代はミッキーも自由に世界を飛び回れたんだな。

右側は「スピルカ」ならぬ「カルピス」のグラフィックデザイン。
もう、この「スピルカ」が頭から離れなくて思わず買ってしまった。

どちらも、作品が優れていれば広告も素晴らしくなる。デザインとはこうでありたい。







2010/10/01

SNOOPY




この前のキャラクターものの調べの続き。
今度はSnoopyの可愛い動画を見つけた。
Snoopyってキャラクターは有名だけど、マンガもアニメも一度も見たこと無かった。

で、調べてみると、元々は4コママンガだったものなんだね。
しかも名前は「ピーナッツ」。全然知らなかった。

作者のCharles Monroe Schulzは、ほとんどの人生がこの作品と一緒だったみたい。twitterにもsnoopy botってのがあるらしいけど、可愛い絵だけじゃなくて、扱われる話の内容や台詞でも定評がある「作品」ってのが良い。4コママンガってあんまり好きじゃないけど、ちょっと興味でた。

たまたまなんだけど、ピーナッツは明日で生誕60周年を迎えるらしい。
銀座でなにやらイベントがあるそうな。情報は公式サイトから。

2010/09/29

Svenska


先日、日本に遊びにきたスウェーデンの一家を東京案内するという稀な経験をしてきた。
東京のどういう所を案内するのが楽しいのか、これは10年住んでても未だにわからないもんだ。
でも、子供たちの元気さと、親達の買い物っぷりを見て、なんだかウキウキした気持ちになった。

さすがは、長女がわずか6歳という三人姉妹をスウェーデンから連れてくるほどの家族。
子供も、親も、祖父母もみんな実にパワフルである。
相撲を見て触発された子供達はどこでも突っ張り突っ込み大はしゃぎ、
いろんなものに興味が溢れる親達。
そんな賑やかな東京観光の中、
買い物をしている時にレジの仕組みがわからないので、代わりに店員に訪ねてあげたり、
トイレの場所がわからなくて、また代わりに聞いたりしていると、
ドイツに行っていた時のことを何となく思い出した。

同じようにわからない事があった時は、ドイツ人の友達によく助けてもらったものだ。
あの時は、「ドイツ人は困った時はサラッと聞いて解決してくれるな、かっけぇ」とか思っていたが、
自分の国で言葉も同じなら、人に尋ねられるのは当たり前。
だから、頼られればそれに答えてあげるのが道理。

こういう時に、親切に教えてもらったりするとすごく良い気分になる。
や、ホント当たり前の事なんだけど。
国を挟んで違う習慣に触れて改めて気がつくことも多い。
客観的に見ていた国を主観的に見ると、主観的に見ていた国を客観視できる。そんな感じ。

今日、会社で聞いた話で、東京大学が「アジアの大学で一位の座」を香港大学に奪われたらしい。
敗因は、外国人教師や留学生の数が少ない事が大きいという。関連記事
ドイツで出会った日本人数が想像以上だったので、
日本人の留学も意外と盛んなものだと思っていたけど、
まだまだ日本は閉じてるんだ。

なんかコロコロ話題が変わるけど、
俺ももっと色んな所に行きたい。今行きたいのはアメリカとスペイン。もちろんスウェーデンもね!
お金ためなきゃ!

2010/09/27

HACCHI

知り合いからのお誘いで、なんとも不思議なパーティーに参加してきた。
場所は、根津の「はっち」というところ。
なにやら面白いイベント等を企画していく場として活動しているらしく、4cusでも何か提案したら面白くなりそうだなぁって考えていた。

集まった人達は美術系が中心かと思いきや、音楽を勉強している人や地学の勉強、農業を勉強している人、マジシャン(初めてちゃんとしたの見た!)まで混在して、部屋の中から溢れるほど集まっていた。

不思議なもので、こういう場で話すと、専門や年齢に関係なく気楽にお話しできる。
いろんな境遇の人と話しながら、将来どうしていきたいのかぼやーっと考えていた。
余計まとまらなくなった。
最近、完結させてはまたぐちゃぐちゃして、そんなことの繰り返し。

my favorite magazine gallery