2012/10/28

London6 - Design Junction -


ロンドンに来て一週間後くらいだったか、Design Junctionというイベントに行っていた。こちらに来ていきなりデザイン関係のイベントが観れるということでかなりテンションが高めで行ったのだけど、英語力乏しくなかなか上手く話が聞けなかったのが悔しかった。
イベントの中で気になったものをいくつか紹介。一番最初の写真は気を曲げる技術をお披露目。これは日本のDesigners weekでも観れそうなパフォーマンスだったけど。無言のプレゼンと観客の反応が良かったのが面白かった。


日本語表記のあるお店。備長炭を扱ってるからかな。
この時はへぇ〜って思ったけど、他の文房具屋に売っている水筒にもフィルター付きなど変わった仕組みのものもあって、こちらの方々はどうやら水道水を綺麗に美味しく飲もうとしているみたい。




このメーカーはBluetoothを使ったスピーカーで知っていた。
今はこの受話器に力を入れているらしい。これもBluetooth仕様だったかな。
あえてアナログに戻すのですね。ポップで面白い。パッケージも凝ってた。



タイヤで作られたゴリラとタイヤの椅子。。。
ただのタイヤに何かを加えて半ば強引にプロダクトに持っていっている。



こういうイベントではプロダクトデザインが主流でグラフィックは珍しい。だけどそこはイギリス。グラフィックデザインがきちんと出展されていた。
PHAIDONというオシャレ出版社が監修しているグラフィックデザイン史に残る作品をまとめた資料集の展示。
日本の佐藤晃一さんの作品目立っていた。


谷中のtokyobikeも出展してた。ブースの中でも結構良いポジション獲得してたけど、ちょっとシンプル過ぎて近寄りがたかったかな。



 今回のイベントの中で一番ヒットした人。
これは学校だったか団体だったか、それのプログラムで出展していたグループ展みたいなものの一つで、4、5人が同じブースにまとめて出していた。
出展していたのは革を焦がしてドローイングを施した鞄。
作品自体はそこそこの興味しか持てなかったけど、作品の魅せ方にすごいセンスを感じた。物だけを美しく撮るのではなく物を演出する写真の撮り方、絵本のようなストーリーのある説明書、こういった「物」を作る人は物以外の様々なプレゼン要素はベーシックになりがちだが、ここにこだわれる人は別格だと思わされる。そしてそういった方々はベーシックな成功ではなくアメイジングな成功をする。彼が今どのくらいの人に認知されているかわからなかったが、今後もこのセルフプロデュースでやっていける人なんだろうなと感じた。
ぜひとも話したかったんだけど残念ながらブースにはいなかった。

他にも沢山あったけど、日本のデザインイベントとあまり変わらない感じ。
でもコマーシャルだったな、って思わされるだけでなく、こうやってストレートに腑に落ちる人が一人でもいるのは行って良かったと感じさせられる。

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