2011/09/17

The theory is based on compasses


卒業制作がいよいよ無視できなくなってきています。
というかそろそろ焦らないとマズいです。
というか、焦っています。

つまるところ、最終的な終着点が見えてこない所に問題があるのだけど。
そんなこんなで、担当の教授の部屋にフラッと訪れて夏休みをいかにぼんくらに過ごしていたかを聴いてもらった訳ですが。
「芯がないんじゃないかな」という話になった。大切な事だと思ったのでメモ。

先生の話に出てくる「コンパス論」(名前合ってないかも)という考え方がある。
自分が言いたい事や表現したい事、つまりコンセプトをコンパスの針とする。
技術や知識、あらゆる経験を弧を描くための点と考える。
その点の度合いによって描かれる弧は形を変える。
あらゆるジャンルに接する機会の多いデザインは様々な歪みを持った不定形な形を描く事が出来るという。
一つのものを徹底的に突き詰めていく分野の人は精度の高い綺麗な弧を描く。
ようは、この針の部分が無いまま乱暴に点ばかり増やしてぐちゃぐちゃな線を描いている状態が今の自分。

確か3年前に授業で一度この話を聞いたけどその時はわかった気になって何にも響いてなかった。今、色んな事やってみて頭の中が混乱している時になって初めてこの話がストンと腑に落ちた。

ちょっと遅いけど、針穴探しを始める時間が必要かと。

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