2011/10/10

Bruxelles day

8日目

この日からオランダ出発。
ドイツ、オランダ、フランスを結ぶThalysに乗って、その三か国の中心であるベルギーへ。


訪れたのは首都ブリュッセル。
ここで一泊してEurostarでロンドンに向かう予定。

初めに訪れたのはブリュッセルの中心地から少し南に外れた所、ここにはベルギーのアーティスト達が多く住むらしく、興味があったのでここに寄り道してから行く事にした。


さっそく出くわした。
どうやら火事があったらしく荷物が住居から放り出されていた。この非現実的な光景を写真に収める同世代くらいの写真家。
この辺は家賃が安いからか、治安は悪そうなイメージは受けた。ベルリンの外れもそんな感じだったなと思うと、アーティストの集まりそうな場所は決まってくる。



ところどころに誰かが作ったものが置いてある。
展示として「見せている」のではなく、「置かれてある」感じ。

もっと突っ込めば面白そうだったけど、なんとなく不安な空気が漂っていたので早めに中心地へ移動。



中心駅から歩いてくると前日に祭でもあったのか、日常の姿なのか、木には旗がくくりつけられ、道のあちこちが散らかってた。


ブリュッセルでメインの存在であるアーケード。
観光にぴったりな店がぎっしりと入ってる。




とにかくチョコレートが多い。
こんな小さいのに一つ2~3€もする。でも美味しい。


羨ましそうにショーケースを見る現地学生。
かと思いきや、この後声をかけられ「お金ちょーだい」っていわれた。


メインの広場。日本人のおばさま達がわんさかいた。
この写真撮ってる後ろの方を指差して「あれがゴディバの本店なのよ」って声かけられた。でもゴディバの本店には日本人しか客が入ってなかった。


ベルギーの王宮。
てっぺんについている旗の比率がどう見てもおかしい。絶対ドイツの国旗を縦に使ってるんだという疑惑が晴れないまま一日が過ぎた。」



夜になり再び広場へ。
ここに隣接したレストランで夕食を食べていたのだけれど、途中で外が騒がしくなった。
どうやら学生かそれより少し大人びた感じの若者集団が市庁舎の前でデモを行っているようだった。
昼間に見た道の荒れ具合はもしかしたらデモによる破壊なのかもしれないと感じた。ブリュッセルは日本に輸入されているチョコレートのイメージとはほど遠い治安の悪そうな街だと感じつつも、ヨーロッパの首都とはこんな感じなのかもしれないってベルリンと重ねて思った。何かを変えようとか、何かを起こそうと思う人達が集まる場所。治安が良いだけでは良い首都ではないのかもしれない。

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