2011/10/07

Holland day-5

5日目

この日はこの旅第2のメインイベントの日。

作家のテオ・ヤンセンとのインタビューが実現した日です。
テオ・ヤンセンさんは最近日本でも展示が行われていたので聞いたことがある日とも多いかも。

知らない人にはこちらを見せてる。




この日の始まりは朝市から。
毎週木曜日は大きな朝市が開かれ、あらゆる物を出す店が揃っていて楽しい。
オランダで有名なニシンやチーズが並ぶお店はもちろんだが、革製品やあらゆる工具を揃えたお店まであって、まさに何でも揃う場となっている。
ちなみに、このアムステルダムフェーンには日本人も多く住んでいて、日本人と日本語を流暢に話す店主がいる店もあった。


朝市を出て、一行はテオさんのアトリエ近くの街デルフトへ。
約束の時間まで待機&作戦会議。
昨日はデルフト陶器工房のみしか見れなかったので街を軽く見て回ってみた。


フェルメールのお墓。
この街を描いた画家は街の旧教会で眠ってた。


内装が可愛いパン屋。
デルフトの街は回ってみると、小さなお店ながらも、内装に凝った可愛いお店がけっこうある。


川と家が同じ空間にある環境はここも同じ。



新教会の階段を「これ結構きついな」ってくらい登ると街全体を見渡せる展望台に繋がっている。
高い山が無いので遠く地平線(もはや水平線なのか)まで見える。


残りの時間全てを使ってインタビュー内容をまとめる二人、いざ目的地へ。


テオ・ヤンセンさんのアトリエは道路を挟んで街の反対側の丘の上にある。
街の人達は、ここで制作を始めた作家を受け入れ、協力している。
一カ所だけ木が密集している異様な光景は街の人達と作家の交流の証。





日本での展示は見に行かなかったので、この風を動力とするモンスターとも初めてご対面。実際に動かしてみるとその異常さがすごい。

ご本人ともご対面。アトリエの中でインタビューという贅沢な現場を見せてもらえた。
話の内容は後々、津島さんの展示にてご覧になれるかと思うので割愛。
ただ、自分が今考えている卒業制作とこの先デザイナーとして作りたい物のヒントを得ようと不意に口が動いてしまったことは、後から考えるとすごく良かった。
残念ながら英語のすべてを理解できなくて、教えてくれたことの大筋しかわからなかったけど、広い視野で物事を見ている人だと思った。福田はもう少し挑戦してみることにします。

あ、テオさんのいる間はずっと動画を撮っていたので写真が無いです。


テオさん、帰り道は丘の上の一本道をスーッと自転車で帰っていった。
下から見るとこんな感じの絵になる。



緊張のとけたメンバーはロッテルダムの海上レストランにて反省会。
おつかれさまでした。
しかし次の日は、初日に出会ったキーマンと風車守の撮影です。忙しい日々続く。

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