2010/05/24

day46


ドイツ46日目

ペットボトル。
こっちではFlascheとも言います。この言葉には瓶も含まれます。
ドイツでは良く環境都市という言葉を日本語で聞く。
もちろん、環境都市と呼ばれるような街もある。
日本では「環境」とか「エコ」という言葉が流行っているが。
ドイツに住んでいると、なんで日本はあんなにゴミ箱が少ないんだろうって思う。

ゴミ箱は街の至る所にあり、メインストリートなんかは1分歩けば1個は見つけられるほどだ。
これが昨日書いた「食べ歩き」にも少し繋がる話で、食べ終わったパンの紙袋やコーヒーの紙コップはゴミとなるが、それを捨てようと思わなくても歩いてるうちにゴミ箱を通り過ぎる。通り過ぎても、またすぐ先に次のゴミ箱がある。
これが意外と大事で、「めんどうくさい」という感情が生まれないの。

そして、「めんどうくさい」けど「やりたい」ってなるのがデポジット。
ドイツのスーパーにはデポジットの機械が置いてある事が多い。
空になったFlashe(ペットボトルや瓶)を入れると、一本25セントくらいもらえる。
だから、買い物に行くお母さんや街の若者がペットボトルは捨てないで、いくつか集めて持って行くという光景をよく見かける。
この前もネッカー川で遊んでいたら、飲み終わったビール瓶を回収して行く人がいた。それでお金を集める人がいるくらい普通の事。

実は高校生の頃、学校には同じように缶のデポジット機械が入っていて、よくゴミ箱とかから缶集めてジュース買ってた。
だって公園とかに置かれたままの缶拾って持って行くだけで10円だもの。お金を使って遊びたくなる高校生には受けてたと思うな。

とにかく、こういうところからアプローチするのはありだと思った。
「環境に優しい」とか「エコ」とか言ってるけどどこも、どれも一緒じゃん。
「あ、これ得じゃね?」から始めて、無意識に「エコ」の方が素敵だと思う。

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